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森博嗣「作家の収支」

 年明け読書一冊目。実を言うと読み終わったのは五日ほど前だったりする。

 

作家の収支 (幻冬舎新書)

作家の収支 (幻冬舎新書)

 

  本書の内容は、なかなか作家が語りたがらない「具体的にどれくらい稼いでいるのか」について。(当然だけど)あまり出版業界には詳しくない自分は、はじめて知れたことが山のようにあり、非常に興味深かった。印税からはじまり、講演料、推薦文まで本当に具体的に言及していた。そこまで広く本読みをしているわけではないけれど、少なくとも私の知る限りでは、ここまで大っぴらに書いている人は見たことがない。というか書くと仕事面で干されそう。これは引退表明をしている著者だからできることなのかも。

 そんな内容だから、もしかしたら結構売れているのかもしれない。実はこの本を買うために3店舗も書店をはしごした。しかもそれなりに大型店をだ。新書だから一般文芸とかより入荷数が少なかっただろうけれど、あまりしたことがない経験だった。