西尾維新「化物語(上)」再読

 

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

 

 

 物語シリーズは発売日に本屋へ走ってその日のうちに読んでしまう、ってくらい好きだったんだけど、なぜか終物語(中)からは買うだけ買って読まずに本棚にしまっていた。そのときはそのうち読むだろうって思っていたんだけど、もちろん本棚にしまったら読むはずもなく、現状終物語(中)、(下)、続終物語、愚物語の四冊積んでいる。

 というかここまで読まずにいたのは、何もこのシリーズだけではなく、この二年ほどはいろいろ小説を買うだけ買って読まずに放置ってことが多発していた。

 その原因としては、おそらくここ二年ほど趣味のひとつであるゲームにウェイトを置きすぎたっていうのがあると思う。自由に使える時間の減少というのもそりゃあるだろうけど、去年一昨年のプレイしたゲームタイトル数は、自分で言うのもアレだけど、ちょっとバカみたいに多い。

 まぁとにかく、先月くらいにいい加減積読を減らさねばなと思い、物語シリーズに手を出すことにした。

 とはいえ二年ほど読んでいないわけだし、最後に読んだ終物語(上)もほぼ斜め読み。もちろんそれまでの話の流れはうろ覚え。物語シリーズは終物語までアニメ化もしていたけど、持病であるシャフト嫌いが発病して偽物語の途中までしか見ていない。

 そんなわけなので、とてつもなく気の遠くなることなのだけど、一番最初から読み直すことにした。まずは一冊目、化物語(上)。

 再読したのは以前にもあったけど、たぶん三年四年以上は前。本ってものはどうしてもセリフの掛け合いよりは、おおざっぱな話の流れを覚えているものだから、セリフの掛け合いの多い西尾作品はあんまり覚えていないかなと思ったけど、読んでて「あぁこんなだった」と感じるくらいには覚えていた。たぶんその要因は、シリーズの初期作品だからまだ内容密度が厚かったから、かな。少なくとも猫物語の白で前ページ数の1/3を妹と下着の話で費やす、みたいなことはなかった。

 再読して一番衝撃だったのは、「噛みました」~「わざとだ」って流れのたくさんあるパターンの中で一番気に入っている「垣間見た」~「僕の才能をか!?」ってやつがこの巻だったこと。そうか、一番最初だったから印象に残っているのかな。

 そんなわけなので、次は化物語(下)を読みます。